前作の主役はショーンの叔父のトレバー(ブレンダン・フレイザー)だったが、今回は義父のハンク(ドウェイン・ジョンソン)、そして祖父のアレキサンダー(マイケル・ケイン)が登場。
制作費も7900万ドル(80億円超え)とスケールアップした。
今回、トレバーは元から存在しない人物であるかのように、名前さえも出てこない。
「何かトラブルでもあったのかな?」
と思ってしまったが、情報は見当たらなかった。
ショーンの母親のリズが前作のジェーン・ウィーラーからクリスティン・デイヴィスに代わっている。
祖父のアレキサンダーが冒険家として、今回突然に登場。
監督も代わっているし、作品を刷新したということか。
【センター・オブ・ジ・アース2】と言いながら、地底世界が舞台ではなく神秘の島だ。
それはさておき楽しめる作品なので、詮索は置いておこう。
監督:ブラッド・ペイトン
脚本:ブライアン・ガン、マーク・ガン
原作:ジュール・ヴェルヌ『神秘の島』
主な配役
ハンク・パーソンズ(ショーンの義父):ドウェイン・ジョンソン
ショーン・アンダーソン:ジョシュ・ハッチャーソン
アレキサンダー(ショーンの祖父):マイケル・ケイン
リズ・アンダーソン(ショーンの母):クリスティン・デイビス
ガバチョ(観光ヘリの操縦士):ルイス・ガスマン
カイラニ(ガバチョの娘):ヴァネッサ・ハジェンズ
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Anazonプライム30日間無料体験で観る【センター・オブ・ジ・アース2神秘の島】のネタバレ評価
始まりは警察に追われて逃走するバイク。
ヒヤヒヤな暴走の末、民家のプールに突っ込んで逮捕。
捕まったのは地球の中心から生還して4年後、17歳になったショーンだった。
海軍出身で警察にツテのある義父ハンク(母がショーンの生還後に再婚)が引き取りに来てくれて少年院行きも免れたが、
「法定後見人だよ。」
と感謝もない。
ショーンはハンクを父と認めていない。
ショーンは人工衛星施設へ侵入したのだが、それは、自分への暗号通信を受け取ったが、自宅の無線ではパワー不足で聞き取れなかったからだった。
建設業を営んでいるハンクはショーンとの距離を縮める努力をしていて、ショーンの部屋へ話し合いにいく。
ドアには「立ち入り禁止」の張り紙で、ハンクの呼びかけには「留守」の返事。
ハンクは構わず部屋に入って、
「話したいんだ、反抗的な若者を気遣う大人としてね。」
と優しい。
ショーンは手に入れた暗号の解読に取り組んでいた。
元海軍で3年連続で暗号解読コンテストで1位を取ったハンクは「モールス符号だ。」と教える。
ハンクの提案で一緒に解読した結果、ジューヌ・ヴェルヌが書いた「神秘の島」が実在し、パラオの沖100マイルにあると判明した。
2年か行方不明なヴェルヌ信者の祖父からの伝言だと確信したショーンはパラオへ行こうとするが、ハンクは
「学校もあるし、外出禁止中だ。」
と当然な反対をする。
しかしショーンの決意は固い。
ハンクはリズを説得してパラオへ一緒に行くことにした。
ショーンに協力し、祖父が見つからない失意の時に側にいてやれば絆が深まる。
優しい男だ。
2人分のパスポートとチケットを持って部屋に来たハンクに
「ウソ・・」
と引くショーンだが、神秘の島への冒険が始まる。
パラオでは先ず、島への船をチャーターせねばならない。
行先をスマホで見せると、
「断る。そこに島はない。恐ろしい船の墓場だ。」
とニベもなく去っていく。
「報酬は1000ドルだ。」
と高額オファーしても「命に替えられん。」と去られるが、それを聞いて金に飛びついたのがガバチョ。
ショーンが場所を示すと、「ガッテン承知。お安い御用。」と平気。
2人がガバチョについていくと船ではなく、おんぼろのヘリコプターだった。
「タイタニックのほうがマシだ。」とハンクは直ぐに断ろうとするが、ヘリコプターから出てきた美人の娘カイラニを見たショーンは食いついた。
カイラニは行先を聞いて断るが、ガバチョは「報酬が1000ドルで学費になるから。」と娘を説得する。
「2000ドルで!」
と釣り上げるカイラニに「話が違うぞ。」と断ろうとするハンクに「頼むよ。」と食い下がるショーン。
「カード使える?」
とハンクが折れて決着。
これは前作でショーンが「コインでいい?」とやっていたパロディだ。
目的地では嵐がおこり竜巻が現れた。
「神秘の島」の1章に「乗客は空気の渦に引き込まれた」とあるのに気付いたショーンは突っ込むことを求めるが、
「こんな時に本を鵜呑みにするな!」
とハンク。
ガバチョは嵐を抜けようとするが、ヘリコプターの操縦桿がいうことを聞かなくなって結局、竜巻に飲まれる。
4人が落ちたのは海岸だった。
島があったのだ!
ヘリコプターは大破。
ショーンが岩の裂け目を見つけ、皆で入って抜けると壮大な景色が開ける。
神秘の島では本の通り、生き物の大きさがあべこべで小さなゾウがいて、トカゲやアリや蜂は巨大だ。
遠方に煙が立っていて、「じいちゃんだ!」と目指すことになる。
祖父なら信号を送ってきたので無線がある。
4人はやはりというか、恐竜並みの大トカゲに襲われる。
絶体絶命のピンチで助けてくれたのが祖父のアレキサンダー。
彼はサバイバルのプロで頼もしい。
立派な樹上ハウスに暮らし、無線も目覚まし時計と山で採掘した銅とスプーンで自作して通信を送った。
島に1人でいたが上機嫌でハイテンションな男。
ハンクとはソリが合わずお互いに嫌味を言い合っている。
アレキサンダーの通信機で救助を呼ばなてはならないが、次に通信衛星が適切な位置にくるのは2週間後だ。
小屋から見える山は山頂からマグマと煙を出して怪しい風囲気。
翌日、「すごい一日になるぞ。」とアレクサンダーの案内で一行は遺跡へ行った。
この島はアトランティスだった!
世紀の大発見だが、アレキサンダーはショーンの亡き父と一緒に探す約束だったので、先ずショーンに見せたくて暗号を送ったのだった。
140年周期で70年で沈没と浮上を繰り返しているのだが、建築業のハンクは内陸に海水があり、液状化と亀裂を見て、
「数日で沈没する。」
と告げる。
急いで脱出しなければならないが、救援は呼べない。
ショーンが本に書かれているモネ船長の潜水艦ノーチラス号があるはずだと気付く。
隠し場所を知るためにネモ船長の墓へ日記を取りに行く。
穴は狭く、アレクサンダーは入れないのでカイラニが入る。
日記が見つかり、潜水艦は島の反対側にあると分かった。
早く到着するために、海岸沿いではなく危険な島の中央部を抜けることにする。
火山活動が活発になり灰が降り注ぐが、それは金だった。
持ち帰りたいが寄り道する余裕はない。
目的地は崖の上だった。
アレクサンダーは「どんなことにも解決策はある。」と巨大な蜂に乗った。
マンガな展開だ。
好調に飛んでいくが、巨大で蜂が好物な鳥に襲われて大ピンチ。
蜂から落ちたカイラニを救ったことで2人はいい感じになる。
しかし未だ鳥に追われている、どうやってピンチを切り抜けるか?
助かった夜のキャンプファイヤーではハンクのウクレレ弾き語り。
アレクサンダーは「歌うゴリラを発見した。」と賞賛し、2人の中も雪解けだ。
その夜中、ガバチョは娘の将来ために金を取りに行ってしまう。
それで、ショーンとハンクは潜水艦へアレクサンダーとカイラニはガバショを探して海岸で落ち合うことにする。
ノーチラス号のありかに着いたが、地殻変動で水中に沈んでしまっていた。
ここでも知恵を絞ってノーチラス号に乗り込むが、バッテリーが動かない。
どうするのか?
アレクサンダー共ども、なんやかやと危機を切り抜けハッピーエンド。
本編でお楽しみ下さいませ。
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Anazonプライム30日間無料体験で観る2021年6月16日現在の情報ですので、「センター・オブ・シ・アース2神秘の島」のメンバー視聴が終了していましたら有料レンタルになりますのでご承知願います。
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